指輪や時計などの金属でかぶれたことはありませんか?

ピアスやネックレス、指輪や腕時計などの金属でかぶれたことがある方は、いざ結婚指輪を選ぶとなった時に、金属アレルギーが出ないか心配になってしまうのではないかと思います。

普段から意識していないと、どんな時にどんな素材でかぶれたのかなどの原因も、よく分からないですよね。

金属アレルギーだった場合、その金属が皮膚に触れている部分がかぶれたり、赤くただれたり、痒くなったりなどの症状が出てきます。これは日本人の10人に1人が発症すると言われているほど、とてもポピュラーなものです。

この金属アレルギーがひどくなると、金属に触れている部分だけではなく症状がどんどん広がっていき、熱が出たり全身がだるくなったりするなどの症状が出てしまいます。

しかも、結婚指輪はほとんどの方が長い期間ずっと身につけているものですし、手頃な価格というわけでもなく、また、買い直したり、買い換えたりすることもほとんどありません。せっかく有名ブランドの高価な結婚指輪を購入したのに、かゆみに耐えきれず着けなくなってしまった…ということがあっては、気分も暗くなってしまいます。有名ブランドの結婚指輪だから、高価なものだから、アレルギーなど肌トラブルが起きないというわけではありません。

今回は、お二人が安心して結婚指輪を選んでいただけるように、金属アレルギーとその対策についてお話ししていきます。

まずは、お二人でパッチテストをうけてみよう

金属アレルギーを起こしにくい素材というのはありますが、あなたがどの金属で肌がかぶれるか、アレルギーがあるのかは調べてみないと分かりません。

一般にアレルギーを起こしにくいといわれるチタンやジルコニウムでもアレルギーを起こす人はいます。

そのため、安心して結婚指輪を購入するために、まずは皮膚科でパッチテストというものを受けてみることをお勧めします。

金属アレルギーのパッチテストは、かぶれの原因と考えられる金属を肌に貼り付け、その貼り付けた状態で48時間から72時間くらい放置し、金属に触れていた肌の状態を見て判断していきます。

金属アレルギーのパッチテストでは、約16種類前後の金属のテストをします。その金属の種類の中で特に結婚指輪に使用されている、プラチナ、ゴールドなどはもちろんテストできますが、その他シルバーや銅など結婚指輪に使用したい金属があれば、その金属の数値もしっかりと確認しておいてください。

ここでひとつ注目しておきたいことがあります。

それはパラジウムという金属についてです。あまり聞いたことのない金属ですよね。なぜこのパラジウムに注目しておきたいかというと、一般的な結婚指輪はプラチナで作られています。しかし、プラチナ100%となると硬度が弱くなってしまうため、結婚指輪のように長い期間ずっと身に着けていると、傷がついてしまったり変形したりする原因になってしまいます。そのため、ほとんどの結婚指輪にはこのパラジウムという金属を混ぜて硬くしています。

プラチナの純度は「Pt」を使って表されています。例えば、Pt1000だったら100%の割合のプラチナです。Pt950やPt900の場合、50〜100は他の金属が混ざり硬さを出していたり色味を変えていたりします。

もしパッチテストで何かの金属に対してアレルギーが出たのならば、結婚指輪で多く使われている素材以外に混ぜられている金属が何なのか確認しておいたほうがより安心です。

高級ブランドの高額な結婚指輪を購入してから、実はアレルギー反応がでてしまう金属が混ざっていて、肌トラブルが起こってしまい着けていられなかった、となってしまったら…。

本来ならワクワクして結婚指輪を選び、その後の新婚生活も結婚指輪を見ながら幸せを実感していたい時期なのに、とてもやり切れない気持ちになってしましますよね。

多くの場合、結婚指輪は一生モノとなるので、後悔のないように安心して気に入った指輪を購入しましょう。

金属アレルギーではなくても、肌がかぶれることもある

「パッチテストをして金属アレルギーはないはずなのに、なんだか指輪に沿って肌がかぶれるのよね…」

という場合があります。

実は、金属アレルギーではなくても肌がかぶれる場合もあります。

それはどんな時かというと、汗をかきやすい暑い季節だったり、汗をかいてあせもなどのできものができたり、また、結婚指輪についてしまった汚れが原因でトラブルが起こってしまうケースです。

どういうことかというと、汗には塩分が含まれており、その汗の塩分が金属を溶かしてしまうことがあります。そしてその溶けた金属が体内のタンパク質に付着してしまいます。その付着したものが免疫機能に反応し、かぶれなどの肌トラブルの原因となるのです。

結婚指輪の汚れに関しては、ハンドクリームや日焼け止めなどの化粧品や皮脂の汚れが蓄積され指輪に雑菌がついてしまっている場合、特に傷口からはその雑菌が体の中に入りやすくなってしまうので注意が必要です。この対策としては、結婚指輪をこまめにお手入れしていただくことで解消できます。

肌トラブルを起こさないために、結婚指輪は日頃からまめにお手入れを!

普段の結婚指輪のお手入れは、こまめに柔らかい乾いた布で優しく拭いておきましょう。

布で拭くことで、軽い汚れや、汗や油などを落とすことができます。汚れをそのままにしておくと、肌トラブルが起こりやすくなるうえに、結婚指輪本来の輝きも損なわれてしまいます。ですので、普段からこまめに乾いた布で拭くようにしてください。

また、夏場などの汗をかきやすい時期や、ハンドクリームや日焼け止めを頻繁に使う季節は、ぬるま湯を注いだ容器に食器洗い用などの中性洗剤を溶かして、その中に結婚指輪を入れ、つけ置き洗いをしましょう。

結婚指輪にダイヤモンドやルビー、サファイアなどがあしらわれている場合も、中性洗剤で洗って問題ありません。しかし、中性洗剤で洗えない石もあるので、分からない場合は購入したジュエリーショップで確認してみてください。

中性洗剤から取り出したら、真水でしっかりとすすぎ、水分を拭き取ってください。

そして、できれば長くても1年に1度、結婚指輪を購入したジュエリーショップでクリーニングしてもらってください。

ジュエリーショップではクリーニングの際に、結婚指輪の傷や歪み、ダイヤモンドなどがあしらわれている場合は、その固定のズレやゆるみなどもチェックしてもらえます。

このように、結婚指輪に手間をかけることで、肌トラブルを防ぎ、結婚指輪がお二人にとってより特別な、大切なものになっていきますよ。

アレルギー対策で、素材から結婚指輪を考える

結婚指輪は長く身に付けていくものだからこそ、着け心地の良さが大切ですよね。日常生活でジャマにならないデザインはもちろん、お二人の肌にトラブルが起きなことも重要です。

そのためにパッチテストを受けて、あなたの肌にあった素材を安心して選んでいただきたと思います。ここでは金属アレルギーになりにくく結婚指輪に使われる金属の特徴を紹介していきます。

まずはこちらの表をご覧ください。

(出典:金属アレルギー協会 https://www.metallicallergy.or.jp/basic_info/

上の表は、金属のイオン化傾向を表しています。

イオン化傾向が低い方が、汗などのタンパク質で金属が溶けることが少ないので少ないのでアレルギーになりにくいと考えられています。

この表でいうと、陽イオンになりにくい、イオン化傾向の低い金、白金(プラチナ)、銀(シルバー)がイオン化傾向が低い金属になります。そのため結婚リングの素材として使われることが多いですね。

逆にイオン化傾向が高いと、汗などのタンパク質と結合しやすくなり肌トラブルも起きやすくなると考えられています。また金属が錆びやすくなるのも、このイオン化傾向が高いものです。そう考えると、真ん中にある「鉄」ですでに錆びたりしてしまうので、結婚指輪に適しているものは、アレルギーの面から見ても金、白金(プラチナ)、銀(シルバー)で純度の高いものが適しているといえそうです。

しかし、肌や体質には個人差があり、必ずしもこの通りとはいえないのでご注意ください。

肌に触れる面をより少なく!オーダーメイドも視野にいれて

ここでは、金属アレルギーを結婚指輪のデザイン面からみていきます。

結婚指輪にはおおきく2種類、甲丸リングと平打ちリングがあります。

甲丸リングは、表側から指の部分まで全体的に曲線を描いているので、肌に触れる面積がとても小さめになっています。

参考画像:甲丸リング

平打ちリングは、甲丸リングに比べて、肌に触れる面積が大きいです。

参考画像:平打ちリング

後ほど詳しくお話ししますが、金属アレルギー対策では指輪の肌に触れる面が少ない方が肌トラブルが起きにくいです。

ということは、平打ちリングが金属アレルギー対策としては適していないデザインということになってしまうのでしょうか。

一般的な結婚指輪は、図1のようにかまぼこ型になっています。

図1

しかしアトリエミラネーゼの結婚指輪は、図2のように楕円形になっています。

図2

これはどういうことかというと、図1のかまぼこ型は図2の楕円型に比べて、指輪と肌が触れる面積が大きいということです。

そして、肌に触れる面積が大きいとどうなるかというと、先ほどお話ししたように、汗をかいた時に、汗に含まれている塩分が指輪(金属)を溶かしてしまうことがあるので、汗が指輪についてしまう面積も大きくなり、より指輪(金属)が溶ける部分が広くなるということです。そのため、金属アレルギーでなくとも肌の弱い方は肌トラブルが起きる可能性が高くなると考えられます。

また、一般的なかまぼこ型の指輪は、指の関節へのひっかかりや、指の曲げ伸ばしの際に違和感や圧迫感があります。それに対しアトリエミラネーゼの指輪のように楕円形の指輪は、肌に触れる面積が小さいので、関節への引っ掛かり、指の曲げ伸ばしの際の違和感や圧迫感もなくフィットし、とても快適な着け心地です。

結婚指輪は他のジュエリーとは違い、多くの方が日常ずっと身に付けているので、肌トラブルや着け心地に関しても吟味して選んでみてください。

かまぼこ型と楕円形の詳しい説明はこちらを参考にしてください。

アトリエミラネーゼの結婚指輪(甲丸リング)のように楕円形の指輪がない場合、また、楕円形の結婚指輪に気にいるデザインのものがない場合は、オーダーメイドを考えてみてもいいかもしれません。

オーダーメイドであれば平打ちのデザインでも、内側を楕円形にして直接肌に触れる面積を少なくし、肌トラブルを予防、着け心地も良くすることができます。

既存のデザインにとらわれず、お二人だけのとっておきの結婚指輪を見つけてくださいね。

まずはどんなことでも、お気軽にご相談ください!

結婚指輪はこれから長い人生を歩んでいくお二人の誓いであり絆でもあります。

そのため、「この結婚指輪、素敵!」という最初の印象だけでは決められないかと思います。

アトリエミラネーゼでは、お二人の結婚指輪選びに後悔のないよう、金属アレルギーについてや素材選びについてなど、お二人が抱えている悩みや不安についてひとつひとつ丁寧にお話を伺い、結婚指輪を選ぶお手伝い、また場合によっては提案をさせていただいております。

私たちはアトリエミラネーゼ社長のブログにもあるように、「頂いたお金の15倍以上のサービスでおもてなしする心!」ということを意識して、これからご結婚されるお二人に接しております。