婚約指輪の購入を検討しているけれど、限られた予算内で希望の婚約指輪が買えそうもない……と、悩んでいる男性は少なくありません。

このような時、低予算で希望の婚約指輪、もしくはハイブランドの婚約指輪が手に入るとしたら、中古の婚約指輪が魅力的に見えてくることもあるでしょう。

そこで今回は、中古の婚約指輪を購入するメリットとデメリットについて、ご紹介させていただきます。また、実際に中古の婚約指輪を購入したという先輩たちの体験談も併せてご紹介させていただきますので、婚約指輪の購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

婚約指輪の予算「給料3カ月分」はハードルが高い?

婚約指輪の予算は「給料の3カ月分が目安」とよく耳にしますが、「3カ月分もの給料を婚約指輪に使うのはもったいない」「そこまでの金銭的なゆとりはない」などと思っている男性は多いのではないでしょうか。

国税庁が発表している平成30年分の民間給与実態統計調査では、1年を通じて勤務した男性の給与所得者の年間平均給与は545万円となっていますが、ここから社会保険料や住民税などが引かれます。また、消費税率も10%に上がっているので、手取りの給与や自由に使えるお金には乖離があるのが現実です。

事実、平成30年賃金構造基本統計調査で、年間平均給与の545万円を稼ぐ男性の割合(賃金階級が500万~599.9万円)は、20~24歳で0.0%、25~29歳で0.3%、30~34歳で1.6%、35~39歳で3.5%しかいません。

また、それぞれの年代で一番割合の多い賃金階級を調べたところ、20~24歳は(200万~219.9万円)で24.0%、25~29歳は(220万~239.9万円)で18.7%、30~34歳は(240万~259.9万円)で12.7%、35~39歳は(260万~279.9万円)で9.7%でした。

以上の結果から、一概に「給与の3カ月分」と言っても年代や個人によって大きな差があり、手取りの給与を考慮すれば、婚約指輪に給与の3カ月分ものお金を出している人は非常に少ないのではないかということが伺えます。

婚約指輪の平均金額は?

「ゼクシィ結婚トレンド調査2019(全国推定値)」によると、婚約指輪の平均金額は、「35万5000円」という結果が出ています。

しかし、同調査の首都圏版で、2018年4月~2019年3月に結婚(挙式、披露宴・披露パーティー)をした、もしくは結婚予定があった読者に、婚約指輪にかけた金額について聞いたところ、妻の年齢によって、婚約指輪を購入している割合・金額が大きく異なることが分かりました。以下、詳しくご紹介させていただきます。

妻の年代が「24歳以下」

妻の年代が「24歳以下」の場合、婚約指輪の金額は、「20~30万円未満」の価格帯が33.3%と最も多い結果となりました。次いで、「30~40万円未満」が23.8%、その次に多かったのが「10~20万円未満」の19.0%でした。また、「10万円未満」という人は全世代の中で一番多く、9.5%いました。

また、婚約記念品として婚約指輪を選んだ人の内訳は、妻の年代が「24歳以下」が21人で、最も少ないことが分かりました。

これらの結果から、婚約指輪を購入している人自体が非常に少なく、また、購入していても金額を抑えているということが伺えます。

妻の年代が「25~29歳」 

妻の年代が「25~29歳」の場合、婚約指輪の金額は、「30~40万円未満」の価格帯が26.1%と最も多い結果となりました。次いで、「20~30万円未満」が19.6%、その次に多かったのが「40~50万円未満」の16.6%でした。

また、婚約記念品として婚約指輪を選んだ人の内訳は、妻の年代が「25~29歳」が199人で、最も多い結果となりました。

これらの結果から、婚約指輪を購入している絶対数が多く、また、平均的な金額の婚約指輪を購入しているということが伺えます。

妻の年代が30~34歳

妻の年代が「30~34歳」の場合、婚約指輪の金額は、「30~40万円未満」の価格帯が34.4%と最も多い結果となりました。次いで、「20~30万円未満」が18.9%、その次に多かったのが「40~50万円未満」の15.6%でした。

また、婚約記念品として婚約指輪を選んだ人の内訳は、妻の年代が「30~34歳」が90人で、全世代の中で2番目に多い結果となりました。

これらの結果から、婚約指輪を購入している人は一定数存在し、平均金額以上の婚約指輪を選んでいる割合が高いことから、予算に余裕を持っている人が多いということが伺えます。

妻の年代が35歳以上

妻の年代が「35歳以上」の場合、婚約指輪の金額は、「30~40万円未満」の価格帯が24.1%と最も多い結果となりました。次いで、「20~30万円未満」が20.7%、その次に多かったのが「10~20万円未満」と「40~50万円未満」で13.8%でした。

また、婚約記念品として婚約指輪を選んだ人の内訳は、妻の年代が「35歳以上」が29人で、全世代の中で2番目に少ない結果となりました。

これらの結果から、婚約指輪を購入している人は少ないものの、平均的な金額の婚約指輪を購入しているということが伺えます。

中古の婚約指輪を購入する5つのメリット

上記の結果から、婚約指輪を購入した全ての男性が、婚約指輪に給与の3カ月分ものお金を出しているとは限らない、低予算で婚約指輪を購入している人もたくさんいるということがお分かりいただけたのではないかと思います。

しかし、こうして購入されている婚約指輪が、全て新品だとは限りません。ゼクシィ結婚トレンド調査2019(首都圏版)で、婚約指輪の購入店舗について聞いたところ、国内外のブランドショップや百貨店やファッションビル内の専門コーナー、一般宝飾店など以外の「その他」と回答した割合は1.5%、「わからない」と回答した割合は3.7%存在し、中古の婚約指輪を購入している可能性が伺えます。

そこで、実際に、中古の婚約指輪を購入したという先輩たちに、そのメリットについて詳しい話を聞きました。

メリット①:婚約指輪の購入費用が抑えられる

『中古の婚約指輪を購入する最大のメリットは、婚約指輪の購入費用が抑えられることだと思います。婚約指輪は、婚約期間中に女性しか着けないものだし、結婚後は夫婦で結婚指輪を着けるので、婚約指輪を購入する必要性はそこまで感じていませんでした。でも、「婚約指輪も欲しい」と彼女に言われたので……手持ちのお金でも購入できる中古の婚約指輪をフリマアプリで探し、購入しました』(20代・男性)

メリット②:低予算でもハイブランドの婚約指輪が手に入る

『中古の婚約指輪を購入するメリットは、低予算でもハイブランドの婚約指輪が手に入ることだと思います。僕の場合、彼女からハイブランドの婚約指輪をリクエストされていたのですが、新品を購入するほどお金にゆとりがありませんでした。ダメ元で貴金属専門のリサイクルショップで同様の商品の在庫を探してもらったところ、運良く該当する商品があり、また新品を買うよりも断然安い金額だったので、中古で購入することを決めました』(20代・男性)

メリット③:その場で購入することができる

『中古の婚約指輪は、新品の婚約指輪と違って、その場で実物を購入できるのがメリットだと思います。自分は、ある日突然、会社から転勤を言い渡され、1カ月後には引っ越さなければならないという事態に陥ってしまって。「婚約指輪をゆっくり選んでいる時間はないけれど、遠距離になる前にプロポーズしたい」と考えた結果、婚約指輪はすぐに買える中古で済ませ、落ち着いてから、結婚指輪の方を時間をかけて選ぶことにしました』(20代・男性)

メリット④:市販ではなかなか見つからないデザインを購入することができる

『ジュエリー買取専門店の販売コーナーでは、市販ではなかなか見つからないデザインの婚約指輪を中古で購入することができます。特に、バブル時代にプレゼントされたのではないかと思われる婚約指輪は、大きな宝石やきめ細やかな細工が特徴で、見た目がとてもゴージャスです。最近は、婚約指輪でも普段使いできるシンプルなデザインが多くなっているので、「周囲とカブりたくない」「人と違ったオシャレな婚約指輪が欲しい」などと思っている方は、中古で婚約指輪を探してみることをお勧めします』(20代・男性)

メリット⑤:アンティークな掘り出し物が見つかる

『新品の婚約指輪にこだわらなければ、アンティークで希少価値の高い、掘り出し物の指輪を婚約指輪としてプレゼントすることもできると思います。僕は、輸入アクセサリー専門店で、バリで買い付けをしたと言うマジャパヒト王国の指輪に一目惚れし、婚約指輪として彼女にプレセントしました。その指輪は、15世紀中頃に作られたものらしく、ずっしりとした重みを感じさせるゴールドの地金に独特の光を放つルビーが付いており、「当時の王女が着けていたのかもしれない」と思うだけで、ロマンを駆り立てられます』(30代・男性)

中古の婚約指輪を購入する5つのデメリット

中古の婚約指輪を購入するメリットは、想像以上にたくさんあるということがお分かりいただけたのではないかと思います。しかし、中古の婚約指輪を購入することに、デメリットはないのでしょうか?

中古の婚約指輪を購入したという先輩たちに、そのデメリットについても詳しい話を聞きました。

デメリット①:本物か偽物かが分からない

『中古のカルティエの婚約指輪をフリマアプリで購入しました。出品されていた婚約指輪は、いつどこで購入したものなのかを確認し、ギャランティーカードなどの付属品が付いている物を選び、評価の高い出品者から購入しましたが、だからと言って本物という確証はありません。中古で購入した婚約指輪と同じものをカルティエで購入したことはないので、両方を比べることができないからです。「絶対に偽物は購入したくない」という方は、正規の販売店で、新品の本物を購入することをお勧めします』(20代・男性)

デメリット②:前使用者の「念」が気になる

『中古の婚約指輪の場合、前使用者の「念」が気になるという人もいるかもしれません。婚約指輪を手放している時点で、「離婚」や「離別」が想定され、「縁起が悪い」と思う人もいるでしょう。もちろん、人それぞれで価値観は違いますし、僕は全く気にならないタイプなので、中古の婚約指輪を購入しました。婚約指輪自体に罪はありませんし、気になった場合は、お祓いやお清めなどをすればいいと思ったからです。しかし、もしも彼女との関係が上手くいかなくなってしまった時に、「あの婚約指輪のせいかもしれない……」と思ってしまう可能性があるのであれば、婚約指輪を中古では購入しない方がいいかもしれません』(30代・男性)

デメリット③:メンテナンスにお金がかかる

『どこのお店で購入したのかも分からない、ノーブランドの中古の婚約指輪を購入した場合、メンテンナンスに想像以上のお金がかかるというのは盲点でした。彼女から「婚約指輪のダイヤモンドが取れてしまった」と言われたので、ジュエリー専門店を探して修理を依頼したのですが……購入価格よりも高いダイヤモンドの金額に驚いたのが本音です。新品の場合は、購入した店舗でお得にメンテナンスを受けられることもあるそうなので、安いからという理由から安易に中古の婚約指輪を購入するのは用心した方がいいと思います』(20代・男性)

デメリット④:紛失した際の保証がない

『彼女が婚約指輪を紛失してしまったのですが、中古で購入したものだったので正規店での保証を受けることができませんでした。貴金属買取専門店で購入したので、正規品という確証は持っていたのですが……保証を受ける場合は、購入の控えと購入した日付が記載されたギャランティーカードの両方が必要とのこと。確認不足の自分が悪いのですが……定価で書い直すことになるのなら、最初から正規店で新品を購入すれば良かったと後悔しています』(20代・男性)

デメリット⑤:サイズが合わないこともある

『フリマアプリでティファニーの婚約指輪を購入しました。以前、ティファニーでペアリングを購入していたので、彼女の指のサイズは知っていたし、定価よりもかなりお得に購入することができたからです。しかし、いざプロポーズの時に彼女の指に着けてみると、ゆるゆるで……。ティファニーに問い合わせてみたところ、指輪のサイズが同じだったとしても、指輪のデザインはもちろん、リングの地金の厚み太さが違うだけで、着けた感覚が異なることもあるのだとか。サイズ直しをお願いすることはできましたが、新品なら無料でサイズ交換できたと聞いて、安易に中古品を購入してしまったことを後悔しています』(20代・男性)

中古のジュエリーをリフォーム(リメイク)するという方法もある

中古の婚約指輪を購入するメリットとデメリットについてご説明させていただきましたが、「予算の関係から新品を買うのは難しい」とか「できれば中古で済ませたい」という人もいるでしょう。

そのような方は、中古のジュエリーをリフォーム(リメイク)するという方法もあります。ジュエリーに使用されている貴金属の中には、溶かして再活用することができるものもあります。また、ダイヤモンドなどの宝石自体は、中古だったとしても経年劣化することがありません。

もちろん、リフォーム(リメイク)にも多少のお金はかかりますが、「新品を購入するよりも費用を抑えられる」とか「中古のジュエリーが新品へと生まれ変わる」などというアドバンテージもあります。

ジュエリーのリフォーム(リメイク)はアトリエミラネーゼへ

ジュエリー専門店のアトリエミラネーゼでは、中古のジュエリーをリフォーム(リメイク)し、新しい婚約指輪としてご提案させていただきます。

中古のジュエリーは婚約指輪に限らず、ペンダントトップとして使用されている宝石などを使って、婚約指輪にリフォーム(リメイク)することも可能です。

新品の婚約指輪が貰えるかどうか分からない方、男性のお客様お一人でのご来店も大歓迎です。事前にご予約をいただければ、専門のスタッフがマンツーマンでお話をお伺いさせていただきますので、お気軽にアトリエミラネーゼにご相談くださいませ、

婚約指輪は中古のメリットとデメリットをよく比較して

フリマアプリやネットオークションなどが気軽に使えるようになり、誰でも簡単に中古品の販売・購入ができるようになった今、中古品に対する意識は、昔と比べて大きく変化しています。

デメリットしかないと思われがちな中古の婚約指輪にも想像以上のメリットがあり、中古のジュエリーをリフォーム(リメイク)するという方法もあるということが分かった今、婚約指輪の選択肢は大きく広がったのではないでしょうか。

婚約指輪は、持ち主が変わったことで美しさが変わるわけではありません。また、リフォーム(リメイク)することで、世界に一つだけの婚約指輪を制作することも可能です。

婚約指輪を購入する際は、中古のメリットとデメリットをよく比較して、ご自身が納得するものを選びましょう。

婚約指輪のご相談はアトリエミラネーゼへ

婚約指輪に関してお悩みの方は、お気軽にアトリエミラネーゼにご相談くださいませ。経験も知識も豊富なスタッフが、お客様の婚約指輪選びを全力でサポートさせていただきます。

皆様のお越しを、アトリエミラネーゼのスタッフ一同でお待ちしております。