近年、同性同士の結婚式を挙げるカップルも増えてきました。しかし、lgbtのカップルが婚約指輪・結婚指輪を購入するのには苦労したという話は多いです。

同性同士でも、普通に気持ちよく婚約指輪が購入できるがどうかは、そのお店次第です。その点lgbtについて理解のあるブランドを選べば、しっかりと歓迎してくれます。

そこで今回は、婚約指輪・結婚指輪を贈りあいたいというlgbtの方にの為に、お店選びのポイントや、lgbt歓迎しているジュエリーブランドを紹介していこうと思います。

lgbtとは?

lgbtとは、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性別越境者)の頭文字をとった単語のことで、「性的少数者 (セクシャルマイノリティ) 」を表す言葉の一つとして使われることもあります。

これらの4つはlgbtのなかでも代表的なもので、他にもQuestioning(クエスチョニング、自分の性別や性的指向に確信がない人)、pansexual(パンセクシュアル、全性愛者)、 X-gender(エックスジェンダー、性別を限定しない)などがあり、これらもlgbtとして含まれます。

今現在、日本人の約8%の方がlgbtというデータも出ております。

lgbtの結婚事情

現在、世界の26か国で同性婚が認められているのに対し、日本は同性婚未承認国として先進諸国の中では遅れているのが現状で、日本での同性婚は法律上認められていません。

その根拠として、日本国憲法第24条1項に「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」という文言があげられています。

この文言から、日本では同性婚が認められないと言われています。日本では現在一部の地域のみに同性パートナーシップ制度が導入され、地方自治体が同性カップルに対して、二人のパートナーシップが婚姻と同等であると承認し、自治体独自の証明書を発行しています。

とはいっても、同性パートナーシップ制度は正式に同性婚自体が認められている訳ではないので、結婚するのは不可能だそうです。

lgbtの方は結婚式や婚約指輪・結婚指輪の購入に苦労する

日本ではまだ同性結婚は法律的に認められていない為、lgbtの方が結婚式をしたり、婚約指輪・結婚指輪を購入するのが難しいとの声をよく聞きます。

lgbtのカップルで結婚式場に行くと断られたり、ジュエリーショップに行くとあからさまにそっけない対応をされてしまったり、なんてこともあるようです。

日本でもlgbtという言葉が広まってはいるものの、世の中にはlgbtの当事者と接する機会があまりないという人も多いです。

そういう人たちの為に、lgbtを歓迎してくれる結婚式場や、ジュエリーショップも多く存在します。しっかりと歓迎してくれるお店を選択すれば、lgbtの方でも素敵なウエディングプランを立てられるはずです。

lgbtの方も婚約指輪を交換する

lgbtの方は、正式に結婚することは日本では不可能ですが、婚約指輪・結婚指輪の交換などはできます。特に婚約指輪は、永遠を誓う愛の形として渡すものなので、lgbtのカップルで交換する方も多くいます。

婚約指輪は、決して異性同士じゃないと交換してはいけないルールなどありませんので、自分たちらしいスタイルで選んで身に着けるものです。

愛する人一緒に婚約指輪を選び、そして交換し、身に着ける。この幸せは、セクシュアリティに関係なく味わえるものなので、まずはlgbtを歓迎してくれるお店を探すことが大事です。

lgbtの方向けの婚約指輪も販売されている

近年では、lgbtなどの同性カップル向けの婚約指輪・結婚指輪も販売されています。例えば男性同士や女性同士でお店に入店しても、まったく問題なく対応してもらえるお店もあり、lgbtの方を歓迎するブランドも多いです。

一般的なジュエリーブランドだと対応していないところもありますが、lgbtの方でも気に入って着けていただけるような、ユニセックスなデザインの婚約指輪を取り扱うお店もあります。

ユニセックスでシンプルなデザインの婚約指輪なら、性別問わず長い間着けることができるので、lgbtの方におすすめのデザインです。まずは、そういったデザインの婚約指輪を取り扱っているのか、お店の公式ホームページなどで、確認しておきましょう。

lgbtの方が婚約指輪を購入しやすいお店選びのポイント

lgbtの方が婚約指輪を購入しやすいお店を選ぶためには、lgbtの方を歓迎してくれているお店を探す必要があります。lgbtの方を歓迎しているお店の選び方として、どのようなところを重要視すればいいのか、そのポイントを紹介していきます。

1.電話での対応

まずは、ジュエリーショップに行く前に電話で「同性なのですが、婚約指輪はありますか?」と聞いておくとよいでしょう。

しっかりとlgbtの方を歓迎してくれるブランドなら、普通に対応してくれるでしょうし、そこで対応が気に障るようなお店ならやめておきましょう。

電話でも親身に相談に乗ってくれたり、lgbtに理解のある提案力などがあれば、そのお店により一層好感を持てるでしょう。

2.プライベートスペースの有無

まずは来店予約をした際に、個室などプライベートスペースなどがあるのかを確認しましょう。

ジュエリーショップに行くと、周囲の目線がどうしても気になるというlgbtの方もいるので、個室やパーテーションで区切られたスペースがあるかどうかなども、事前に確認しておくのがいいです。

逆に「幸せな2人の姿を見てほしい」と思っているカップルの方は、気にしなくてもいい項目です。

3.公式ホームページに「lgbtに方を歓迎します」などと記載しているか

ジュエリーショップの公式ホームページ上に、「lgbtの方を歓迎しています」などと記載してくれているお店もあります。

そういうお店を選ぶと、他のお客様と時間帯をずらして対応してくれたり、違う入口に案内してくれたりなど、lgbtの方への配慮に最善を尽くしてくれます。

またホームページの問い合わせフォームでは、性別を選ぶ欄の中に「男性」「女性」の他に、「lgbt」という欄を設けてくれていたり、ホームページを見れば分かることも多いです。

4.オンラインで購入できるお店もあります

婚約指輪や結婚指輪は、オンラインでも購入することが可能です。近年インターネットが普及してきており、ほとんどのお店でオンラインでの注文が可能になっています。

オンラインでの注文なら、プライベートスペースの有無など人目を気にすることなく購入できます。サイズの確認は事前におこなっておくか、リングゲージをレンタルするなどして対処する必要があります。

5.自分たちに合ったデザインの婚約指輪があるか

結局は、ここが一番重要なポイントではないでしょうか。いくらlgbtの理解があるブランドでも、自分好みのデザインのものがなければ意味がありませんよね。

まずは自分好みのデザインがあるブランドはどこなのか、店頭かネットで下調べしておきましょう。実際にlgbtのカップルの方たちには、シンプルでユニセックスなデザインが人気です。

ユニセックスなデザインの婚約指輪を沢山扱っているお店などもありますので、そういうお店を選びましょう。

6.オーダーメイドの専門店もおすすめ

既成のデザインで好みの婚約指輪がなければ、オーダーメイド専門のジュエリーショップなどもおすすめです。

オーダーメイドなら、「セミオーダー」といって、あらかじめ決められた指輪のベースに、素材や刻印を加えてオリジナルに仕上げる方法や、「フルオーダー」という、デザイナーと相談しながら一からデザインを考える方法もあります。

オーダーメイドなら、完全自分好みの世界に一つだけの婚約指輪を作ることができます。アトリエミラネーゼでは、「セミオーダー」「フルオーダー」どちらの方法でも婚約指輪・結婚指輪を作ることができます。

lgbtの方でも婚約指輪を購入しやすいジュエリーショップ

lgbtの方が婚約指輪を購入する場合、基本的にはどのジュエリーブランドでも普通に購入することは可能です。ただ、どうしても店員さんからに目線が気になったり、周囲のお客さんの目線がきになってしまう場合があります。

そういう方たちの為に、lgbtの方を歓迎しているというジュエリーブランドもあります。最近ではlgbtに理解のあるお店も増えてきており、婚約指輪を購入しやすい環境になってきています。では、そんなlgbtに理解のあるブランドを紹介していきましょう。

「銀座リム」

出典元:銀座リム公式ホームページより

銀座で創業21年の歴史あるブライダルリング専門店「銀座リム」は、lgbtに理解があるブライダルリング専門店として最も有名です。

銀座リムでは、来店予約の際のフォーマットの性別枠に「lgbt」という項目にチェックを入れることができたり、希望する方には個室での接客もおこなっています。

lgbtの方への理解や気遣いが素晴らしく、2人で来店したくない場合は別の入口を用意してくれ、受け取りの際も個室を用意してくれます。銀座リムなら、lgbtの方でも安心してふたりで婚約指輪選びができる環境を用意してくれます。

「ケイ・ウノ ブライダル」

出典元:ケイ・ウノ ブライダル公式ホームページより

日本最大のオーダーメイドブランドとして、全国に展開している「ケイウノ」は、lgbtのカップルの多様な価値観や個性に応える柔軟な提案力があります。

ケイウノでは何より、「lgbtダイバーシティ研修」を受けた責任者が、全店舗のスタッフに教育を行っているのが特徴です。

訪れるカップルのセクシャリティに関わらず、全カップルに想いのこもった婚約指輪をお届けできるよう、提案力やジェンダーセンシティブの考え方にもとづく接客を心がけています。

全国の店舗で個室対応が可能で、lgbtの方でも周りの目を気にすることなく、安心して相談できる環境が整っています。

「ティファニー(Tiffany & Co.)」

出典元:ティファニー公式ホームページより

宝飾品、銀製品のブランドの「ティファニー」は、世界5大ジュエラーのひとつとして数えられており、lgbtを歓迎している高級ジュエラーです。

ティファニーは、2015年に同性カップルをブライダルリングの広告キャンペーンに起用したことが、世界中で大きな注目を集めました。

その広告を打ち出した際、ティファニー社は「ゲイカップルたちの結婚の道のりは近年、そう遠くないものとなっています。

ティファニーの婚約指輪が、カップルたちが創る物語の始まりになると願っています」とコメントを残し、同性カップルも当たり前のことだと理解してくれています。

他のブランドでもlgbtをターゲットにした広告などはありますが、ティファニーのような老舗ハイブランドが同性カップルを起用するのは、とても珍しいことです。

この広告が、ほかのジュエリーショップでもlgbtカップルへの配慮が進んでいくきっかけになったとも言われています。

「バーニーズ ニューヨーク」

出典元:バーニーズ ニューヨーク公式ホームページより

「バーニーズ ニューヨーク」は、高級で洗練されたファッションが楽しめるスペシャリティストアです。

バーニーズ ニューヨークはlgbtなど多様なアイデンティティからの支持も高いといわれ、ユニセックスリングなど性別に関係なく身につけられるリングを多数取り扱っています。

また、lgbtカップルの結婚式にウエディングドレスを提供したりと、lgbtカップルへの提案も豊富です。

過去には、lgbtへの取り組みを行った写真家レスリー・キー氏とコラボした写真集の制作など、バーニーズ ニューヨークでは、lgbtカップルをはじめとする「全ての人に自然体でおしゃれを楽しんでほしい」というメッセージが込められています。

バーニーズ ニューヨークの婚約指輪なら、自分たちらしい結婚のスタイルをオシャレに表現できるはずです。

「4℃ BRIDAL(ヨンドシーブライダル)」

出典元:4℃ BRIDAL公式ホームページより

エフ・ディ・シィ・プロダクツが展開する日本の宝飾ブランド「4℃(ヨンドシー)」。その派生ブランド「4℃ BRIDAL」では、洗練されたシンプルなデザインと、最高の着け心地が魅力の婚約指輪・結婚指輪が数多く取り揃います。

4℃BRIDALでは、特別lgbtの方への取り組みなどをおこなっているわけではないのですが、実際に行ったlgbtの方からの評判が高いようです。

例えば「同性へのプレゼントだと言うと、親身になって相談に乗ってくれて、提案してくれたり、応援までしてくれた。」という意見も見られました。

4℃では、「人の感情を大切にし、お互いの存在を認め合う」という行動指針を掲げていることからも、企業の考え方が店員ひとりひとりにまで浸透していることがうかがえます。

このように、「lgbtを歓迎しています」などと記載していないブランドでも、配慮のある接客をしてくれるお店もあります。

「アイプリモ」

出典元:アイプリモ公式ホームページより

アイプリモは婚約指輪や結婚指輪などを取り扱う、日本を代表するジュエリーブランドです。そのアイプリモを手がけるプリモ・ジャパンが、「結婚指輪の商品表記を順次ジェンダーフリーにする」という発表を行い、注目を集めました。

lgbtカップルの方に寄り添った形として、アイプリモのウェブサイトでは、商品説明から「M/L」という表記が消え、シンプルな「右/左」といった表記へ変更されました。

他にも、セクシュアリティを規定せずに買い物ができるように、成約した顧客に対しての伝票に「女性」「男性」という性別区分をなくしました。

伝票の中には顧客自身が選択する性別欄はあるものの必須項目ではなく、「男性」「女性」以外の選択肢を設けるなど、 lgbtの方への配慮が感じられます。

アイプリモなら、 lgbtなどさまざまなジェンダーや考え方を持つ人々が、息苦しい思いをせずに婚約指輪を選べるようなお店作りをしています。

「アトリエミラネーゼ」

アトリエミラネーゼは、オーダーメイドの婚約指輪と結婚指輪を数多く取り揃えいる、ブライダルジュエリー専門店です。最高の品質にこだわった指輪は、素材から着け心地、アフターサービスまで、指輪へのこだわりはオーダーメイド専門店だからこそです。

アトリエミラネーゼなら、どうしても人目が気になってしまうという方たちの為に、店舗まで行かずに注文することも可能です。

アトリエミラネーゼでは、オンライン上で指輪を購入することもできて、スタッフに指輪のイメージを相談すれば、オーダーメイドで指輪を作成するサービスもあるので、気軽に問合せてみましょう。

lgbtの方でも安心して購入できるように心掛けており、もともとペアでご用意している指輪でも1本からご購入いただけますし、お二人共に同じデザインに揃えることも可能です。

アトリエミラネーゼでは、セミオーダーからフルオーダー、お二人で手作りすることもできるのが特徴です。実際に多くのlgbtカップルにも指輪をお届けした実績があります。世界でひとつの指輪を、最愛の人と共にオーダーいただけます。

それぞれのお客様に合ったオーダーメイドの指輪選びのお手伝いもさせていただいております。アトリエミラネーゼでは、ネット上で相談受付け、料金シミュレーション、そして購入することもできます。婚約指輪・結婚指輪選びに迷っているlgbtカップルの方は、ぜひ一度ご相談くださいませ。

まとめ

今回は、lgbtの方でも婚約指輪を購入しやすいジュエリーショップについて紹介してきました。最近では、lgbtに理解のあるお店や、歓迎しているお店も増えてきています。

「lgbtのことは人に分かってもらうのはなかなか難しい」などと悲観な思いにならないでください。大切な人がいるのであれば、ぜひこのコラムで紹介したお店に足を運んでみてくださいね。みなさんが平等に生活することができる社会になることを願っております。